元の生活に戻れる喜びを、ともに!
リハビリテーションは病気やケガにより様々な障害を持った人々に対して、その障害を可能な限り回復させ、残された能力を最大限に高めて、身体的・精神的・社会的に生きがいのある生活を送れるように援助します。
入院中の患者さんには退院後の生活に支障をきたさないように医療ソーシャルワーカーやケアマネージャーと連携し、退院前家庭訪問を行い、家屋の状況を確認し、生活動作・住宅改修のアドバイスを行うことにより、安全に在宅生活がリスタートできるように支援しています。
その後は外来通院でもバックアップを行っています。
病気後の体力回復や骨折後のリハビリテーションを行います。
糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、腎臓病などの患者さんに内科的リハビリテーションを行います。
腎臓リハビリテーションの効果は? 腎臓リハビリテーションは、大きく3つの効果が期待できます。 1.身体機能の向上 2.心臓、脳の疾患予防 3.腎臓の保護効果の可能性(透析移行を遅らせる)
腎臓病の患者さんは身体機能が健康な人に比べて7割になっているという報告もあり、フレイルと呼ばれる寝たきり状態になることが課題となっています。
また、腎臓病の患者さんは心臓や脳の病気になる可能性が健康な人に比べて数倍になるという報告もあります。
当院でも腎臓リハビリテーションを行った患者さんの腎機能が改善したという実績があります。
嶋田病院では、理学療法士が自宅でできる運動を患者さんにわかりやすく教えています。
腎臓リハビリテーションを行うには、腎臓内科の主治医に可否をしっかり確認し、運動担当する理学療法士、作業療法士と相談したうえで進めていきます。 専門スタッフと連携し、患者さんの状態に合わせた内容で進めていきますので、安心してご相談ください。
当院での腎臓リハビリテーションの流れ
まずは医師の診察を受けていただきます。当院は腎臓病専門外来(CKD外来)もあります。
採血、検尿の検査を受け、評価を行ったうえで腎臓リハビリテーションのお話をします。
運動療法担当の理学療法士が、運動についての説明、身体機能の評価をします。
必要に応じた筋力測定、血管年齢の測定、運動能力のチェックをします。
評価をおこなった後、患者さんに合わせて有酸素運動、簡単な筋力トレーニングを提案します。
基本的には、1週間の入院で運動、栄養、薬物、生活指導などを行います。
運動療法は、食事療法とセットで行うことでより効果が期待できます。当院には管理栄養士が在籍しており、定期的に食事の相談を受けることが可能です。
当院には、心臓リハビリテーション指導士を有する理学療法士が在籍しております。
リハビリ内容
施設基準:心大血管疾患リハビリテーション料II
リハビリ内容
施設基準:運動器リハビリテーション料II
リハビリ内容
施設基準:脳血管リハビリテーション料II
当院での呼吸器リハビリテーションは、呼吸器専門医と連携してリハビリを行います。
リハビリ内容
施設基準:呼吸器リハビリテーション料I
診療時間
Tel.096-324-3515
診療9:30~12:30 / 14:00~16:00
受付9:00~12:00 / 13:30~16:00