「想い」にこたえる

「想い」にこたえるリハビリテーション

リハビリテーションでは、病気やけが、加齢によって低下した身体機能や精神機能を回復し、維持・改善するためのサポートを行います。
私たちは、患者さん一人ひとりが抱かれる「想い」にこたえることができるようにリハビリテーションに取り組んでいます。

当院のリハビリテーション

リハビリ室 基本情報

      • 心大血管疾患リハビリテーションII
      • 呼吸疾患リハビリテーションI
      • 運動器疾患リハビリテーションI
      • 脳血管疾患リハビリテーションII
      • 廃用症候群リハビリテーションII
      • 理学療法士 常勤6名
      • 作業療法士 常勤1名 非常勤1名
      • リハビリ助手 常勤1名
      • 心臓リハビリテーション指導士
      • 腎臓リハビリテーション指導士
      • 福祉住環境コーディネーター2級
      • 介護福祉士

リハビリテーション室

入院・外来の患者さんを対象にリハビリテーションを実施しています。
運動療法では、エルゴメーター、リカンベントエルゴメーター、トレッドミル、レッグプレス、パワープレート、G-TES、セラバンド、ダンベルなどを使用し、個々の状態に合わせたプログラムで体力・筋力の向上や ADL の改善をサポートします。
また、物理療法としてホットパック、低周波治療、マイクロ波を用い、疼痛の緩和や血流の促進、リラクゼーションを目的としたケアを行っています。

心臓リハビリテーション室

入院・外来の患者さんを対象に心臓リハビリテーションを実施しています。
心肺運動負荷試験を行い、一人ひとりに合った安全で効果的な運動を提供できるよう努めています。

入院リハビリテーション

入院中は、病気やけがにより低下した身体機能や精神機能の回復を目指し、理学療法士・作業療法士が患者さん一人ひとりの状態に合わせたリハビリテーションを実施いたします。
また、退院前には必要に応じてご自宅を訪問し、家屋の状況を確認させていただきます。その結果をふまえ、生活動作の工夫や、手すりの設置、段差の解消など、住宅改修に関するアドバイスを行い、安全な生活を再スタートしていただけるよう医療ソーシャルワーカーやケアマネージャーと連携し支援いたします。

透析中のリハビリ

透析中に体力・筋力低下の予防改善として透析中運動療法を行っております。
体力テストを理学療法士が行い適切な運動プログラムの提案を行います。

【透析中運動療法の内容】
ビデオプログラム(20 分程度の内容です)
テラスエルゴメーター(透析をしながらこぐことができる自転車)
チューブトレーニング・重錘トレーニング(現在の筋力に合わせた強度・重さで運動します)
腰痛や肩こり、足のむくみ等に関して医師の指示のもと透析中に物理療法も行っています。

腎臓リハビリテーション

あなたの腎臓の健康をサポートするために、当院では「腎臓リハビリテーション 教育入院」を実施しています。
腎臓病に対する正しい知識・セルフケア方法を習得し、病気と上手に向き合うことを目的としています。

目的

生活習慣病 患者スケジュール詳しくはPDFをクリック

・腎機能の維持と保護
・生活習慣の改善
・病気の理解を深める
・セルフケアの方法を学ぶ
・合併症の予防
・メンタルヘルスのサポート

当院での腎臓リハビリテーションの流れ

1.説明

外来受診時に、お気軽に看護師にお尋ねください。
腎臓リハビリテーションの教育内容について詳しくお伝え致します。

2.入院の日程調整

医師の指示に基づき、ご本人さまのご都合や治療計画を考慮しながら日程を調整致します。
日程の詳細はこちらをクリックしてください。

教育入院 2泊3日(PDF)

教育入院 5泊6日(PDF)

3.教育入院開始

入院期間中は、患者さんのみならず、キーパーソンであるご家族にも一緒にお話を聞いていただく場合もございます。

4.定期的なフォロー

退院後は外来通院時に、腎機能のモニタリングや治療方針の見直しを行います。
また、運動指導や栄養指導を実施し、ご希望の方は再度心肺運動負荷試験を受けることができます。

疾患別リハビリテーション

    • 狭心症、心不全、閉塞性動脈硬化症、開心術後、経カテーテル大動脈弁置換術後
      ※心筋梗塞・大血管術後(大動脈解離、解離性大動脈瘤、大血管術後)の方は発症・手術日より1ヶ月後
      適切な運動処方のため心肺運動負荷試験を行っています
      継続のため外来心臓リハビリも実施しています

    • 肺炎、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息等
      呼吸器専門医と連携して呼吸器リハビリを行います。呼吸苦緩和のため運動以外に、呼吸法・動作方法の指導、リラクゼーション等行います

    • 上下肢骨折、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、膝関節症、骨折などの運動器疾患の術後退院に不安のある患者様に対して自宅の生活に向けてリハビリを行います。
      運動器不安定症など筋力・バランス能力・体力低下により転倒リスクが高い方は集中的な入院リハビリも行っています。

    • 脳出血、脳梗塞後
      作業療法士による自宅で生活するためのADL訓練を行います。必要がある患者様には家屋調査に伺い、住環境についてのアドバイスを行います。

    • 手術後や保存治療により長期療養・臥床のため、筋力や体力低下、関節拘縮を併発し廃用症候群となってしまった患者さまに対しリハビリを実施しています。
      歩行や日常生活が円滑に行えるようサポートいたします。

診療時間

Tel.096-324-3515

診療9:30~12:30 / 14:00~16:00

受付9:00~12:00 / 13:30~16:00

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