血液透析を安全に続けていただくためには、自己管理が何よりも大切になります。 病院まかせではなく、日常生活で自分をコントロールすることが出来て、初めて自分らしい透析生活が築いていけるのです
生活や仕事をするのに色々な症状もなく、体調が良いと感じられる適正体重を絶えず維持しておく必要があります。その為に大切なことは、「飲水量」「尿量」ですが、食事療法による水分と塩分の管理が重要になってきます。
・1日置いて透析を受ける場合 : 適正体重の3%
・2日置いて透析を受ける場合 : 適正体重の5%
毎日、少なくとも朝・夕にシャントの状態を観察し、聴診器や指で当てて血液が流れていることを確認してください。「見て」「聞いて」「触って」自分の持ち物であることを意識して大事に管理しましょう。
異常のサインがあったら、すぐにスタッフに相談してください。
透析に体が慣れてきたら、できるだけ体を動かすよう心がけましょう。
適度な運動は、体力・筋力を維持し、いきいきと生活するためにとても大切です。
ご自分が飲んでいる薬の目的をよく理解し、必ず決められた時間に、決められた量を守って服薬しましょう。
歯科受診や他の病院を受診する際は血液透析治療を行っていることを伝え、内服薬の処方等を考慮してもらいましょう。