当院は透析合併症の対策および質の高い透析ライフの達成を追求しており、「良好なシャント機能」の達成・維持はその前提条件となる重要課題です。 そのため当院ではシャント作成から日常の管理・合併症診断・大部分の治療までほぼ一貫して院内で取り組むことで質の高い医療を追求しています。
シャントインターベンション(PTA)は小さい患者負担で「良好なシャント機能」を維持し、またシャント寿命を延長する治療法として平成18年より本格的に導入しており、平成18年からの通算で令和4年5月31日現在、延べ症例数2385例、初期成功率98.1%(2339/2385)と全国の報告と比較しても良好な成績を収めています。
また、PTAは「痛い治療」と思っておられる方が多くいらっしゃいますが、当院では極力痛みの少ない治療を目指しており、現在ではほとんどの方に「ほとんど痛くなかった」とおっしゃって頂いています。