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2014/06/12

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病院の日常

当院に新しい運動療法機器を導入しました。
その名は『てらすエルゴ』
何をする機械かといいますと、いわゆる自転車漕ぎです。
一般的な自転車エルゴメーターとの違いは、持ち運びが可能な点と、コンパクトなサイズという点です。これによって、ベッド上で仰向けの状態や、椅子に座った状態での運動も可能となっています。

では、なぜ当院でこの機械を導入したかといいますと、主に透析治療中の運動です。
腎不全の患者さんは週3回、4~5時間程度の透析治療を受けなければなりません。その時間帯はベッド上に寝ていますので、運動不足になりやすくなります。そのため、透析中にベッド上で出来る運動を行うことで体力を維持していきたいと考えました。

運動不足以外にも、血流が良くなることで透析効率や、末梢循環障害などにも好影響がありそうだと期待しています。
当院では、患者さんの健康維持・増進のため、2名の理学療法士を配置し、運動にも力を入れていきたいと考えています。
リハビリテーション課・古川

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