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合併症管理

合併症管理

透析が長くなると、動脈硬化・石灰化、副甲状腺機能亢進症、透析アミロイド症(手根管症候群)、かゆみや心不全、悪性腫瘍など様々な合併症が起こってきます。これらの症状をなるべく早く発見・治療ができるように、当院では胃内視鏡検査や超音波検査(心臓、腹部、頚動脈、副甲状腺、シャント)、脈派3誘導、骨密度、足観察(フットケア)といった検査を定期的に行っております。

透析アミロイド症について

透析を長く行っていると、β2-ミクログロブリンからアミロイドと呼ばれる物質が生じ、骨、関節、腸など全身に沈着してきます指がしびれたり、握力が低下する手根管症候群や手足のしびれ、運動障害などの破壊性脊椎関節症が代表的な症状です。

副甲状腺機能亢進症について

1~3日の潜伏期間の後、38℃以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛、関節痛などを呈します。おう吐や下痢など消化器症状が見られる場合もあり、子供、高齢の方、免疫力の低下している方などでは、肺炎や脳炎になることがあります。

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